今回はとさんの企画「私が動かされたもの」に参加させて頂きます、4日目です!4日目担当です!えんまで~~す!!
実はですね、ぽっぽアドベントに参加させて頂くのに、かなり勇気を要しました。と言うのも、私は数年前にはてブロでオタクのブログを書いていたんですが、私があほなので(んなこたない)、まあそれとなくカミングアウトをしていたわけです。私はセクシャルフルイド的な感覚があります、と。おかげでどこからか現れたレイシストに嫌がらせを執拗にされ、あっという間にブログを辞めてしまいまして。きっと単独犯だと思うし、セクラバでもなかった方だと思う。だってセクラバは人権意識すごく高いじゃないですか、どこの界隈よりもすごく誰かが傷つかないことを真っ先に考える集合体だと私は思っていて(このセクラバというファンの総称が生まれた話もそうだし)、まあ私はたまたま見つかっちゃっただけ。今考えればそんなに深刻になる必要もなかったんじゃないかと思うんですが、まあ私のちょっとした誰かに理解してほしいという欲求が、見事に仇となって私にかえってきたわけです。まあそんなこんなで、最近は1年ひとつ記事をここにひっそり上げているくらいだったんですが。私の中で最も深刻な問題とさせたのは、はてブロで何となく繋がっていた人達、フォロワーさんも含めてですけど、言葉を交わすきっかけがなくなってしまって、余計に私は閉じた世界に向かってしまって、自分のことを愛してあげられそうにない精神状況になってしまったことです。理解してほしい、私を気に留めていてほしい気持ちが、こんな風に私を苦しめることになるのかと。
ということで、大幅に書き直しました。明日の仕事を考えたくないです。こんな文章ひっそり深夜に更新してる私もウケる。私はいつまでも私らしく足掻いていないといけないんだな、いっこいっこ全部。ださい。
さ、気を取り直して!どうも、はじめまして、こんにちは。12月4日担当します、えんまです(すごいアイドルの自己紹介みたい)(名前が物騒だが)!はとさんの「ぽっぽアドベント」参加できて、大変光栄です。本当は、今年の8月に渡韓した話を書く予定でしたが、変わりました!変えました!こんなノリで書いてるの、私だけなんじゃないかと怖くなってはいますが、どうこう言うても仕方ないので、そのまま更新してみます。よろしくねんっ。
まず私の推し遍歴でも書いてみましょうか。まず最初のときめきは、w-inds.の慶太くんと松浦亜弥ちゃんです(えっ)。そんなことある?ですけど、そんなことあったんですね。推しと推しが結婚する世界線、ありがとう。あややは、もうほんっとに曲が素晴らしいのと、かわいいのと、ちょっと気が強そうなのが最高に好きでした。夏の三人祭とかすごい聞いてましたね、ピンク髪かわいすぎて…。慶太くんは完全にハイトーンボイスが好きでしたね、顔とか性格とかより、ハイトーンボイスでしたね(いやお顔も好きじゃったじゃろ)。あの頃の私はマライア・キャリーに入信していたので、ハイトーンボイスという武器をもっているやつはヒーローみたいな思想がありましたね。(?)
その後、犬夜叉にハマった私はBoAに出会います。そして、日がなBoAの曲を練習する小学生になります。同時進行でアニメとか声優とかもすごく好きでしたね、私の声優推しですか、田中秀幸さんです。王様のブランチのナレーションでみなさん声を聞いてると思います。私を幼少期から面倒みてくれたお姉さんが塩沢兼人さんの大ファンでして、留守番中とかに聖闘士聖矢とかバルディオスとかイデオンとかをですね、一日中見るんですね彼女は…明らかに影響を受けましたですね…はい。中でもコーエーのアンジェリークが好きですね。ゲーム…画像はドラマCDですけど…。
中学生に上がるとですね、嵐とNEWSと関ジャニ∞にハマります(かけもすぎる)。推しは相葉雅紀くんと内博貴くんですね。もうわかると思うんですけど、顔の好み分かりやすすぎますね。まあ内くんの飲酒事件とかありましてですね、嵐とも一度そこでさようならしてしまった気がします。嵐は初期アルバム~5枚目のアルバムまで聞いてるんですけどね、ファーストアルバムの曲が好きすぎて永遠に抜け出せずにいます。
この後は、急にSex Pistolsにハマります。パンクです。洋楽は小学生くらいからビートルズ、マライア・キャリー、カーペンターズとか聞いてました。でも急にピストルズに向いた自分、なんでしょうね…。そのまま色々洋楽を聞くようになります、Nirvanaとかなんかとにかく色々聞く時期でしたね。My Chemical RomanceとPanic! At The DiscoとFall Out Boyとか、ちょうどエモバンドが流行りだした時…。あとBabyfaceとかBeyonceも聞いてましたね、ブリちゃんも。懐かしい。
高校になると小学生の頃に友人のお姉ちゃんが大好きだったヴィジュアル系にハマります…。すごく精神的に不安定な時期だったんですけど、関係あんのかな?わかんねえ。よく聞いていたのはですね…Dir en GreyとPlastic Treeとcali≠gariとかですかね。この頃またアニメとか声優さんの情報を追うようになって、魔人探偵脳噛ネウロと田村ゆかりさんにハマっていましたね。あと昭和歌謡にもハマって、ちあきなおみさんをよく聞いてました。ちあきなおみさんの曲では、「猫」「視角い故里」が好きです。
で、長々と続きましたが、今はSexy ZoneとNCTを推しています(着地点)。あれ?遍歴別にいらんかったんちゃう?まあいいや、これで大体私の人となりはわかってもらえたでしょう。今日はなんのお話をするのかと言いますと、この今現在推している推しのSexy Zoneのお話と佐藤勝利くんの出ている映画の話をします。
まずは、Sexy Zoneと私の出会いですね。正確に覚えてません(え)。ちょうど社会人6年目?くらいで、声優を追うことやらその友人達のいざこざに疲れて、無趣味期間に入っていた頃が出会いだったと思います。元々色んなジャンルのオタクたちをフォローしていたので、ふらっとRTで現れたマリちゃんとケンティーのぷちバズりツイートを見て、Youtubeで「セクチャン(Sexy Zone Channel、ケーブルテレビとNOTTVで配信していた番組)」を見た後、シブ5時を見て圧倒的にファンになったと思います。シブ5時の偉大さよ。私が色々悩んで毎日生きるのがつらいときに、社会問題とか政治の話とかをシブ5時でSexy達が学ぶコーナーがあって、本当帰宅して見て、一緒に学ぶことがめちゃくちゃ楽しかったですね…なくなって気づくあの番組の良さよ…。アイドルは政治とか社会問題の話は深くしないと思っていた私は衝撃だったし、だいぶ救われたりしましたね。あ、そうそう。Sexy Zoneは、カップリング(組み合わせ)が多数あって、すごく仲の良いグループなのですが、私はその中でも「しょり聡」が好きです。あ、メンバー紹介しようかなどうしようかな、もうすでにここの時点で誰の日記読んでんだこれ?な長さになりそうなので、だいぶはしょってご紹介します(推しなのにはしょるの)。
佐藤勝利くん(23)!
1996/10/30 A型 さそり座 東京都出身
姉兄兄の末っ子に生まれ、不動のセンターでグループで唯一のツッコミである。顔面人間国宝と言われている(私は顔に言及するの苦手)。メンバーカラーは赤。ジャニーズにはお母さんが親子丼を食べさせてあげるからという理由で、オーディションを受けた。車とギターが好きでビートルズオタクでミスチル大好き。職人気質で冷静さを欠かない。私のグループ内いちばんの推しですけど、本当にこの方、傷つかないように言葉を言う人言葉を尽くす人だなと思っていて、本当に尊敬します。私もそうなりたい。
中島健人くん(25)!
1994/3/13 A型 うお座 東京都出身
一人っ子でグループ内の最年長である。ジャニーズJr.の頃から天性のアイドルと言われ、その類稀なる才能は東山紀之や堂本光一などを唸らせるほどである。(ミッチーも太鼓判を押した)グループきっての働き者で努力家!メンバーカラーは青。中学時代のいじめをきっかけに、学校以外の外とのつながりを持つ意味でジャニーズのオーディションを受けた。そんな過去もあってか、常に人を傷つけないことをモットーにしている。
王子様です。うちの王子様です。はい。タイプとか付かないです。王子様です。そのくらいの覚悟で、うちの王子はアイドルやってます。ケンティーはいろんなお話がバズっているので、もう特筆することはないんですが、私は子犬ケンティーが好きでしてね、演技とかコンサートのドキュメンタリーとか特に先輩とかの会話とかで垣間見えるんですけど、そうすると心がぽかぽかするんです(意:はちゃめちゃにかわいい)。個人的にケンティーはいい意味で男らしさから脱却した存在な気がしていて(本人は気にしてるかもしれないけど)、うまく言えないけども、人として個としてのパワーをすごく感じますよね。あ!ドロ刑!みてください!Huluで今月14日までです!!15%ほど不汗党(※この宣伝文句の発言元は町谷しほほ様です)なので!!たのむ!!!
菊池風磨くん(24)!
1995/3/7 A型 うお座 東京都出身
弟妹がいる。長男に生まれ、お父様は嵐の「A・RA・SHI」を作詞されたミュージシャンである。故に小さい頃から嵐ファンで中でも強火櫻井翔担である。近年ではライブの演出なども手がけている。メンバーカラーは紫。やんちゃなお兄ちゃん気質の割りにやわらかい表情を持っているので、ファンの間では餅やあざらしなどと言われている。爆モテでリア恋枠と言われ、初めて付き合う人が結婚相手と語る。情に熱く面倒見も良いので、後輩に慕われる。デビュー当時はよくマリウスや聡を膝の上に乗せてかまっていた。
硬派で長男坊感満載の人です。個人的に感覚は前時代的というか、古風なんですけど、誤解されやすい人でもあるのかなと思います。今年は、「ハムレット」のお芝居に抜擢されて、すごく評判がよかったみたいです(チケットとれなかった人)。私の風磨くんの一番好きなところはですね、ポポラマーマのレッカルが好きってところですね(ツッコミ待ち)。
松島聡くん(22)!
1997/11/27 A型 いて座 静岡県出身
姉の影響でジャニーズに魅せられ、ジャニーズのオーディションを受ける。Jr.の頃は歌が上手い奴が入ってきたと噂になり、その後3ヶ月でSexy Zoneとしてデビューした最速デビュー組である。ダンスはグループ1でハロプロに通ずる全力さが売り。エリートジュニア。メンバーカラーは緑。鼻をいじられることが多く、自他共にカピバラに似ていると言われている。お察しの通り、かなりの天然キャラであり、Sexy Zoneの最終兵器と呼ばれるほど爆笑の嵐を生む人物である。ジャニーズ大好き!な生粋のジャニヲタで、会員限定ブログでは度々オタクの長文コンサートレポ投稿をするほどである。
現在突発性パニック障害で休養中の松島聡くん。聡くんはですね、これ私もはじめて聡くんのダンスを見た時思ったんですけどね、ハロプロアイドルの要素をちょっと感じるんですよ。私の友人もですが、ハロプロと兼ヲタですという方が結構多い印象です。最速デビューして、とっても大変な思いをしてきたであろう聡くん。本当にこのグループでは、ムードメーカーで天然キャラで頑張り屋さんで、いい子なので日々聡くんに代わりがいないことを実感するし、さみしいんですが、今はゆっくり休んでねという気持ち。夜な夜な聡くんのダンス動画を見ているオタクより。
マリウス葉くん(19)!
2000/3/30 O型 おひつじ座 ドイツ出身
本名がマリウスシュミッヒ葉成龍ユリウスと言う。高校生の頃、ハーバードの国際サミットに参加するなど。色々と桁違いの努力家。メンバーカラーはオレンジ。母親の影響で宝塚に入りたかったが、性別の壁があり断念。その後ジャニーズ入所を目指し、11歳まで住んだドイツを離れ、震災直後の日本へ。日本へ飛び立つ前、ドイツの税関で「日本は今大変危険なのでやめなさい」と言われるも、「震災で傷ついた人たちを幸せにしたい」という思いを胸にやってきた。ドイツ語・日本語・英語を話すトリリンガルで現在は中国語なども勉強中。聡ちゃん大好き。
マリちゃんは、マリちゃん自身がすごいです。現在上智大学の国際教養学部に在学中です。宝塚が大好き。外へのアンテナが広い子なので、グローバルな感覚で色んなことを消化することのできる人です。練習着に「lol patriarchy(家父長制(笑))」と書かれたフェミニズムTシャツ着てきたり、 将来は世界平和やマイノリティーの人権をサポートするプロジェクトを立ち上げてみたいそうで、本当に尊敬しかないし、私ももっと視野を広く自分自身をアップデートをせねばと思う毎日である。マリちゃんの最新のインタビューで、アイドルという概念がすごく変わってきていて、自分たちなりのアイドルを日々更新するのが僕らの信念と答えていて、うわ~私も日々自分の消費活動について考えを更新していかないと…と思わされたよね。大事。記事、おいとくね!
どうでしょう?ちょ、ちょっと紹介するのって難しいな…。言語化するのが下手なので、うまく伝わっているといいな~と思いますが。メンバー紹介とかは、色んなオタクのはてなブログ読んだ方がいいので、検索して探してみてね!
Sexy Zoneの楽曲ですが、3月に発売されたアルバム「PAGES」はコンサートもよかったんですけど、アルバムもよかったです。既存曲の話すると、なっがいんでやめときます。で、私は特に「La Sexy Woman」は、SMAPの「Dear WOMAN」のような王道曲だなと思ったんですけど、歌詞のねモノ化があったんでちょっとな~と思いつつも、曲は素晴らしかったですね。「恋がはじまるよーー!!!」、みんな大好き三浦徳子大先生の歌詞です、全体的に「自分100%いいと思う」な小悪魔?なセルフラブ満載な歌詞で面白いですね。「make me bright」、iriが作詞曲でESME MORI編曲のごりごりiri曲をSexy Zoneが歌っています(菊池風磨くんがめっちゃお願いして書いてもらったそうです、オファーしたんやね、ただのファンやないかい最高)。歌割が斬新ですが、私は好きです。あと、このアルバムの通常版に収録されている各メンバーのソロ曲も毎回面白いです。菊池風磨くんのソロ曲「Cocoa」はホームビデオの音源を使用したエモい展開だし、ケンティーは自身の好きなK-POPテイストの曲に、ティザーまで作るこだわりを見せたり…マリちゃんは、聡くんに宛てたのかなというくらいこちらもエモい曲…、勝利くんはメジャーなJ-ROCK的な展開の曲を…と、個性の強さがうかがえます。
それと!最新シングルの「麒麟の子」がめちゃくちゃいいので、是非聞いて見てください。この曲はですね、映画「ブラック校則」の主題歌となっております。みなさん、映画「ブラック校則」というのはご存じでしょうか?ご存じない?是非、ちょっと軽い気持ちでいいので、見てみてください。というのも、私が色んな人の感想が見たいからなんですけども!
以下は、話の内容について少しネタバレしています。公開してだいぶ経つけど、ドラマは最近終わったので、一応念のためクッション!核心とかストーリーの終盤についてのネタバレはしていませんが、少しでも気になる方は読むのをやめてください。バレでもいいよ!気になるよ!って方は、是非スクロールしてみてね。
さえない青春を生きていた高校生・創楽(佐藤勝利)と親友の中弥(髙橋海人)。彼らが通う高校には理不尽に生徒を縛り付ける校則=“ブラック校則”がはびこっていた。ある朝、登校してきた1人の女子生徒に創楽は心を奪われる。彼女の名前は希央(モトーラ世理奈)。生まれ持った美しい栗色の髪を黒く染めるよう強要された希央は、反発して不登校となり、退学寸前に。そして創楽と中弥は決意する。「ブラック校則をぶっ壊す!」。
1人では何もできなかった2人が、恋するあの子のため、そして500人の生徒の青春を取り戻すために、ブラック校則と大人たちに立ち向かう!恋と友情の行方は?果たしてブラック校則は?
↑公式サイトより引用↓
そもそもブラック校則というのは、一般社会から見て明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自のルールのこと言うんですが、要素としては「地毛証明などの個人の尊厳を損なうもの」、「地毛が茶髪であるからという理由で、強制的に黒髪に染髪させる傷害行為」、「部活や授業中の水飲み禁止など、命の危機また健康を損なうこと」、「下着の色の指定やチェック、またその他のハラスメント行為」この4つになります(ブラック校則をなくそうプロジェクトより引用)。映画「ブラック校則」では、この理不尽な校則に管理されていた生徒・創楽(佐藤勝利)が、希央(モトーラ世理奈)と出会い、「おかしい」と声を上げるという話です。
ざっくり言うんですけど、ダブル・吃音・ルッキズム・外国人労働者・レイシズム・自己責任論・一生懸命や必死さを冷笑する人々・同調圧力、こういう要素が散りばめられています。映画ではメインストーリーを、シンドラ(日テレ深夜ドラマ枠)ではそれぞれのキャラクターをフォーカスしたサブストーリーを、Huluオリジナルストーリーは創楽と中弥の幼少期の話や希央のありのままの自分を社会に受け入れてもらえない苦悩など、三人を中心に描いています。映画を見た後でそれぞれのドラマを見ると、より何故映画の終盤の流れになったのかが"よく"わかるというものなので、映画だけだと少し消化不良になってしまう人もいるかもしれないんですが、是非。
私が特に好きなエピソードは、シンドラ5話です。5話は、希央の友人である外国人労働者3人にフォーカスした回、外国人労働者のコフィ・ジル・グレイソンは働いている工場の労働環境の待遇改善と賃金アップを求め、スト・デモ行進に発展するんですが、それをサポートした創楽が自分の学校でも自分なりに何かできないか?と模索して、最後に学校での理不尽な校則をなくす運動として、サイレント座り込み抗議ストをするのがアツかったです。映画では、この外国人労働者に対してヘイトスピーチをする壁への落書きに、ヘイトスピーチだ!と抗議する落書きがあったり(ホームページの壁画では確認できなかったけど、劇中確かあったはず)(12/8再度映画を見ましたが、私の勘違いだったようです。すみませんでした。)、これをジャニーズ映画の主な視聴層である学生が見ていることは、大きな意味があるのかなと思ったりしました。あとは、シンドラ2話の生徒会長自らポニーテールをし、少しずつスカートとソックスを短くして、校則のグレーゾーンをはっきりさせる話とか。全体的に映画とドラマとすべて見て思ったのは、偶然のように運命的に三人を中心に連帯して、自分の自由や基本的人権を取り戻すような話のようにも思いました。全部つながると3人から始まった連帯が、大きな連帯になっていくようなそんな印象です。脚本の方が言っていたように、あまり誰かが傷つくようは表現はないように心がけたと、パンフレットのインタビューで答えていたので、なるほどなと思ったりしました。
でも、正直、ショックを受ける場面もありました(特にシンドラ版2話のポニーテールの話のオチとか)。それでも色んな人に見てほしいと思うのは、自分勝手なんですけど、私自身推しが出ているからという理由で、なんの期待もせず、どちらかというと「いやだな~こわいな~」と思いながら行って、「あれ?なんか新しかったな?」と思ったりしたからです。私自身も推しのことを「ジャニーズ」だもんな~とナメていたところがあったということです。正直これに関してはマイノリティーは常にメジャーな映画で阻害されてきたというところが多い気もしますし、この映画もすべてをクリアしてるわけではないと思います。アジア系の外国人労働者が出てこないとか、女子クラスメイトへの言動とか色々指摘できるところはあるなと思っていて…。そういうの全部、色んな人にこの映画を見てもらって、「ここはだめだよね」とか、「ここはすごくよかった」とか、「こういう話を描けるとよりよかった」とか、感想をもらうこと・話題に乗ってもらうことって大きいし、大事だなと思って、そうやってひとつひとつが大きな波になって動いていって、認識とか価値観みたいなものが変わっていくんだよなと思って。それに実際に今、中高生で理不尽な校則に苦しめられているのなら、いいアクションになってほしい気持ちもあって、当事者じゃないのでアレだけど…。
とにかく色んな人に見てほしかったのと、自分だけで簡潔させず色んな人の感想を読んで、お互いがお互いの意識のアップデートになればいいなと思っていて、書いてみました。いや、正直言うと、私の一方的に知っている映画好きのお姉さま方の感想を読みたいというのが大半占めてます(言うたった)(ここまで書いて着地点そこ)。だって私だけの頭だと、絶対どこがだめで、どこがいいのか見落としてるとこあるもん(もん!じゃないですよね)!ひとりよりみんなの力なので、宜しくお願いします…。まだ都内ならピカデリーとかでやってます!イクスピアリでもやってるよ!是非、興味を持っていただけたら、映画「ブラック校則」を見て、感想を共有してください。私公開終了前にもっかい見に行く予定です。
あと全然関係ないけど、ヴァージニア・ウルフをこの作品で知った私、本当に学生時代に勉強していないなと思わされた出来事だったな…。三池ことねさんと町田希央さんについて語りたい。あれってそういうことでは?私の中では若干のときめきが走ったりしたんですけど、それとも堀田真由の魔力か。それが恋愛であれ友情であれ…。
麒麟の子の歌詞で「やっとわかったのね 逆らうほど 孤独になる 誰も君の 味方になんて なりはしないよ 異端児なんて いらないの」という部分があるんですけど、日本的でもあり、今の私の戦いの中の日々にも通じている気がして、すごく心強かったです。最近「ぎゅっと」もそうですけど、ちょっと社会派Zone(とセクラバは言う)きてますね。私も自分なりに戦っているつもりですけど、たまに孤独になっていってるような気がして不安になることがあります。そういうとき、すごくこの曲に元気づけられたりしました。少なくとも私にはファンという形で向き合ってくれる人がいて、そしてその人達の人権や意思を尊重し守ったり一緒に戦ったり出来る人がいるってことに励まされます。まあ驕っちゃいけないし、常に自分の消費活動に細心の注意を払わないとと思うけど。これからはブログ書きたい。せきらら日記になりがちだけど笑。書きたい、奪わせてやらない、がんばろ。
さて、締めの言葉もでてこないし、もし、もし、この記事読んで気になったら、映画「ブラック校則」を是非ともよろしくおねがいします!では!ここまで読んでくださってありがとうございました!はとさんもアドバイス頂けてうれしかったですし、主催して投稿者ひとりひとりと向き合ってらっしゃる姿には大変刺激を頂きました!Sexy Thank You 聡 Much!
12/8 追記
今日、再度映画を見てきたので、記事の訂正をさせてください。記事本文中のブラック校則紹介文にて、ヘイトスピーチやそのヘイトスピーチを指摘する描写(シーン)があったと明記しておりましたが、正しくはヘイトスピーチと思しき壁への落書きがあっただけでした。本当にすみませんでした。自分でも今日気にして見ようと思って見て、あれぇ~私とんでもない勘違いを書いていた?となりました。すみません、ごめんなさい。しかし、このヘイトスピーチの落書きは、二重の差別発言というか、何層にも重ねた、いくつものレイシズムを内包したもののような気がしますね。確信したことは、粗いながらも、おかしいことに声を出すことの大切さや、小さなきっかけでも行動を示し心を尽くすこと、もう一度考えるきっかけになります。ぜひ、みてください!見たよ報告もお待ちしてます~。
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